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コンテナが診療所に!? コンテナハウスで途上国の医療支援をする

発展途上国の医療問題に対して、薬でもなく、医療器具でもなく、使わなくなった輸送コンテナを活用するプロジェクトをご存知ですか?
デザインの力でコミュニティ開発を進めるプロジェクト「Project H Design」。
このプロジェクトにおいて、輸送コンテナを活用するというすこし変わった医療支援の取り組みが行われています。

それがContainers 2 Clinics」という不要になった輸送コンテナをリノベーションして医療クリニックへと変える取り組みです。

Containers2Clinics

世界中では毎年35万人ほどの女性が、出産中に亡くなるそうなのですが、なんとその99%が途上国の女性とのこと。
一刻でも早い治療が必要なときに、近くにクリニックがないというのは致命的な問題となっています。
そこで、一目で分かり、簡易的なクリニックをコンテナを活用し、建設するというもの。
さらにクリニック自体には、ライトを付けたり、換気できるようにしたり、上部にはソーラーパネルを設置したりとさまざまな工夫が施されています。
シンプルなデザインなので、アフリカ大陸どこでも応用の効くアイデアなのは非常に良いポイントですね。
ですので地域によって、クリニックとして使うこともあれば、研究所、スタッフルーム、在庫保管部屋などその土地のニーズによって用途を変更することができます。

nadia todres

[参照元:Project H DesignContainers 2 Clinics]

その他、「Containers 2 Clinics」の素晴らしい点としては、医療データの収集にも目を向け、病気の原因特定にも力を入れていることが挙げられます。
着実に診療データをためていくことで将来の治療に生かしていくことが可能になるのです。
しかし、クリニックばかりできても、働くスタッフがいないと全く機能しません。そこで、現地の住民に職業訓練プログラムを提供することで、現地で医療分野の人材輩出の仕組みづくりまで行っているそうです。「Containers 2 Clinics」は、途上国の子どもや女性のためにコンテナを再利用するだけでも価値のあることですが、人材まで生み出そうとする活動はまさに一石三鳥の有用な事例です。

必要なくなれば解体される仮設建築と違い、コンテナハウスなら仮設として使用した後は発展途上国移設して活用するということが可能です。
エコで世界中で活躍できるコンテナハウスの未来に要注目です‼

 

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